2009年10月8日木曜日

表参道で新潟食材。

ごひいきに有難うございます。酒ごはんの新倉ごまです。

ここのところ、暫く雨模様です…しかも!平成以来の大きな
台風が来るとか(怯)。

今日は(もう、昨日ですが)表参道のネスパス新潟館で、恒例
の新潟食材試食セミナー『料理スタジオinネスパス』に講師で
行って参りました~(デモしながら気ままに喋っているだけですが)

こんな感じでチラシも作って頂いたり。(以前のものです)
http://www.nico.or.jp/nespace/cooking2.pdf

今回は募集初日で定員40名超えで、お断りさせて頂いた方も
いらっしゃるとか…(謝)。私としては嬉しい限りです。

お足もとの悪い中、ご参加頂いた皆さま有難うございました!

と、ここで。折角なので本日のレシピ披露です。



 ≪料理スタジオinネスパス (10月)新潟食材レシピ ≫

    *柿なます*         
【材料】2人分
柿2個 食用菊2つ 
大根5㎝ 酢、あごだしつゆ各大さじ1強
塩少々 砂糖小さじ2








【作り方】
1. 柿は上部を横に切り離し、下部の身をくり抜いてカップ状にする。
2. 大根は千切りにして、塩を振って暫くおく。
3. 酢、あごつゆ、砂糖をまぜ合わせ水気を絞った大根を浸ける。
4. 食用菊は花びらをむしって酢を入れた熱湯で湯がいて水に放す。
5. くり抜いた柿の実を大根と一緒に浸け地に合わせて、絞った
  食用菊もざっと まぜ合わせる。
6. 等分に柿のカップに詰めて出来上がり。
  あればいくらの醤油漬けを添えても。
*ポイントは大根に振る塩の加減です。多過ぎないよう…




  *ごま味噌麻婆豆腐*   
【材料】2人分
綿豆腐1丁 豚ひき肉160g ねぎ1本 
赤、緑ピーマン各1個 生姜1片 
酒大さじ2 ごま味噌つゆ大さじ2強
塩、胡椒、粉山椒適量 片栗粉 ごま油







【作り方】
1. 豆腐はしっかり水気を切っておく。
2. ねぎとピーマンは粗みじん切り、生姜はみじん切りにする。
3. ごま油を熱して生姜とひき肉を炒めて、ねぎとピーマンも炒める。
4. 更に酒とごま味噌めんつゆを加えて、切った豆腐も入れて煮込む。
5. 味を見て足りなければ塩で調整し、お好みで胡椒や粉山椒も振る。
  溶き片栗粉を回し入れてとろみをつける。
6. ピーマンが上に散るように器に盛り付けて出来上がり。
*ポイントはごま味噌めんつゆの加減です。意外と味濃いです。


   *里芋のきのこあん*     
【材料】2人分
里芋2~4個 きのこ色々適量 
かつおだし醤油1:酒1:みりん1  
揚げ油 片栗粉 柚子








【作り方】
1. 里芋は天地を落として皮をむき、塩もみしてから洗って水に放す。
2. 鍋に水から里芋を入れて下茹でをする。茹でこぼして新しい水を
 かぶる位 入れて、みりんとかつおだし醤油各大さじ2を加え、
 ゆっくりと煮含める。
3. 冷めてから、ペーパーで水気を拭きとり片栗粉をまぶす。
 熱した揚げ油で こんがりと揚げる。
4. 小鍋にみりん、酒、かつおだし醤油、水を合わせて煮立て、
ざく切りに したきのこ類をさっと煮る。水溶き片栗粉でとろみをつける。
5. 器に揚げた里芋を盛り、きのこあんをたっぷりかける。
 柚子をあしらって 出来上がり。
*ポイントは里芋を切るところから(何なら洗うところから)軍手を両手
 にはめてください。すべらなくて手も痒くなりにくいです。


そして、最後におまけで日本酒カクテルも作ってみました!

ミキサーにスライスして冷凍しておいた和梨1/4個分と、柿1/2個分、
すだち果汁少々、大吟醸酒90ccくらいを合わせて攪拌するだけです。
攪拌しづらい時には水分を少し増やします。(まあ、日本酒ってことですが)

佐渡のおけさ柿は有名ですが、70年位前に普及員の杉田氏が羽茂地区
でおけさ柿の栽培指導をされたのが始まりなのだそうです。

ちなみにもうひとつ。

今回使ったのは赤紫色の食用菊ですが、山形では「もってのほか」、
新潟では「かきのもと」って呼ばれています。

「もってのほか」は、思っていたよりも美味しかったからとか、天皇の
御紋の菊を食べるなんてもってのほかだ、から付いた名前という説も。

一方、「かきのもと」は、柿の実が色づく頃に花が咲くからとか、
垣根の根元に植えていたから、なんて説もあるようです。


次回は、12月1日開催です。
11月1日から予約受付開始ということですので、ご興味ある方は
是非お申込みください。

お申し込み先:表参道 新潟館ネスパス
℡03-5771-7711
e-mail nespace@nico.or.jp

それでは、今日も良い1日を…


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